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院長 山内宏哲 HIROAKI YAMAUCHI

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院長紹介

略歴

  • 平成5年大阪医科大学医学部卒業
  • 平成13年大阪医科大学大学院修了
  • 平成5年大阪医科大学附属病院 第2内科
  • 平成6年大阪府三島救命救急センター兼務
  • 平成7年阪本蒼生会蒼生病院 内科
  • 平成8年医仁会武田総合病院 消化器科
  • 平成10年大阪医科大学附属病院 第2内科
  • 平成13年医仁会武田総合病院 消化器科
  • 平成15年京都伏見しみず病院 内科部長
  • 平成19年医仁会武田総合病院 消化器センター医長
  • 平成20年医仁会武田総合病院 消化器センター副部長
  • 平成23年12月やまうちクリニック 開設
  • 平成27年7月医療法人やまうちクリニック 開設

資格

医学博士
日本内科学会認定内科医・総合内科専門医
日本消化器内視鏡学会認定内視鏡専門医・指導医
日本消化器病学会認定消化器病専門医・指導医
日本消化管学会胃腸科専門医

インタビュー

京都市伏見区のやまうちクリニックは、生活習慣病などの内科診療に加え、1万件以上の経験を持つ専門医により内視鏡検査を実施しており、胃がんや大腸がんの早期発見・早期治療に注力しています。
最新の検査機器を導入し、正確な診断に努める一方、「地域のかかりつけ医」として患者さまの声をしっかりとお聞きし、隠れた病気も見逃さない姿勢で診療にあたっている山内院長のお人柄や思いについて、今回お話を伺いました。

医師を目指されたきっかけをお教えください

医師を目指されたきっかけをお教えください

父や叔母、祖父は医者、叔父も歯科医と言う家庭環境で育ちました。
親戚が集まると医療の話題が多くなりますし、祖父の家にあそびに行っても医療機器があり、幼少期から医療に囲まれた環境でした。
もともと理系が好きだったため、獣医や生物学者の道も考えましたが、人と接する仕事が魅力的だと感じ、医療の仕事に進むことを決めました。

医師にもいろいろな専門分野がありますが、なぜ消化器内科の医師になろうと思われたのですか?

医師にもいろいろな専門分野がありますが、なぜ消化器内科の医師になろうと思われたのですか?

消化器内科は非常に幅広い範囲を扱っており、癌の多くは大腸や胃、肝臓、すい臓などの消化器臓器が占めます。
また、胃腸や大腸などの動きのある臓器とすい臓や肝臓などの動かない臓器の病気が混在しているため、非常に診断が難しい分野でもあります。
学生時代、腹腔鏡で胆嚢を取ることや、内視鏡で胃癌を取ることができるようになったのを目の当たりにして、今後も内視鏡はさらに発展していくことを感じました。私も医師としてその発展に寄与したい、そして、それを患者さまに還元したいと言う思いで消化器内科の医師を目指しました。

この京都市・伏見区の六地蔵で開業しようと思われたきっかけについて教えてください

この京都市・伏見区の六地蔵で開業しようと思われたきっかけについて教えてください

私は、このクリニックの近くにある医仁会武田総合病院に通算で10年以上勤務しており、この土地に馴染みがあることが一番の理由です。
勤務していた頃は、外来でたくさんの地域の患者さんを担当していました。
そのため開業するならば、顔なじみの患者さんが多く、また武田総合病院と治療連携できる地で開業することをずっと考えていました。
開業先を探しているとき、たまたま内科と小児科を開業されていた先生がご勇退されたのを聞きつけ、その場所を引き継ぐことができました。

患者さまはどのような年齢の方が多いのですか?

患者さまはどのような年齢の方が多いのですか?

この町は団地の一角にあり、高齢化が進んでいます。
患者さまの1/3以上が後期高齢者で、高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病が多く、継続した治療が必要な方が多くおられます。
この地域では、診療所も同様に高齢化が進み、小児科、皮膚科、外科などを専門とされていた開業医の先生方が廃業されていきました。
そのため、近隣の患者さんが受診できなくなった他の診療分野も含めた、一般的な「町のお医者さん」であるかかりつけ医としてあらゆる患者さまのお悩みを聞いて、毎日診療にあたっています。
また、親子何代にも渡って通ってくださる方が多く顔なじみとなるため、患者さまの娘さんやお孫さんなどの若い女性でも、割と抵抗なく大腸の検査などを受けていただいています。

先生の診療のこだわりを教えてください

どんな世代の方も気軽になんでも相談できる「町のお医者さん」として

どんな世代の方も気軽になんでも相談できる「町のお医者さん」として

一般の診療に関しては、ご家族で来院していただいている方が多いです。
おじいさんがきていると息子さんや娘さん、お孫さんなど何世代もご家族で来ていただいている。
「ここが痛い・・・とりあえず先生のところに行ったら何とかしてくれはるやろ!」と気軽に来ていただける信頼関係を大切に、治療にあたっております。

専門医の目で隠れた疾患もしっかりと検査で診断

専門医の目で隠れた疾患もしっかりと検査で診断

大きな病気の初期は、症状がないことが多いです。
症状がない段階で「疑いがあるなら検査をしよう」と思っていただけるには、まずは信頼関係が必要になります。
日々の診療での患者さまの些細な会話の中に、隠された病気はないのか、専門医の経験と知識から見過ごしてしまわないようにじっくりと時間をかけてしっかりとお話を聞いています。

かかりつけ医として、具体的にどのような対応をされているのかお聞かせください

かかりつけ医として、具体的にどのような対応をされているのかお聞かせください

当クリニックでできることとできないことに分かれますので、できることについてはしっかりと対応し、専門的な治療が必要なときは、連携病院や専門で開業されている先生に紹介しています。
専門的な治療や検査をされた患者さんについては、後に当クリニックに治療内容についてのお返事があり、その後当院で継続治療を行うことが多いです。

一般的な医療相談や生活習慣病、皮膚トラブルや排尿トラブルやケガなどは通常に対応しています。
それに関しても専門的な治療が必要になった場合は、適切に総合病院への紹介も行います。

当クリニックでは、患者さまやその家族からの相談も多く、信頼関係を築きながら、しっかりと対応しています。

今後のご展望についてお聞かせください

今後のご展望についてお聞かせください

当クリニックは開業してから既に11年以上が経過しました。
患者さまも高齢化が進んでおり、今後は在宅での診療にも力を入れていく必要があると考えています。
午後の夕診までの時間は検査のために時間を取っていますが、今後は地域の方々の健康を守るために、在宅診療にも積極的に取り組んでいく必要があると考えております。
また、当クリニックの特色である内視鏡検査についても、若い方々にもっと広めていきたいと考えています。
大腸の内視鏡検査は専門的な知識や経験、技術が必要なため、当クリニックでは検査を受けた患者さまには喜んでいただいています。

患者さまにメッセージをお願いします

患者さまにメッセージをお願いします

とにかく気軽に来ていただくことをお願いしたいです。
消化器の病気の早期発見・早期治療につながるのは、患者さまとの何気ない会話の中のちょっとした不調のお話。
生活習慣病は継続治療をしていれば、症状の悪化が防げるものもあります。
わからないことや不安がある時も、ネットなどで調べる前に受診し、相談していただけたらと思います。
私自身、なんでもお応えできるように専門外の病気に関しても日々勉強をしています。
京都の伏見区のこの地域で、患者さまの「かかりつけ医」として、責務を果たせるようにこれからも患者さまの声を大切に日々診療にあたっていきたいと考えていますので、どうぞお気軽にお越しください。